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スランプとは?スランプは成功の父
失敗は成功の母
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私の現在が成功というなら、
私の過去はみんな失敗が土台になっている。
私の仕事は失敗の連続だった
・・・・・本田宗一郎(本田技研工業 創業者)・・・・・ |
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スランプや挫折は壁と思うからしんどい
扉と思いましょう。

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なぜ、人は失敗したとき否定的・ネガティブになるのか?
脳のメカニズム的に言うと・・・
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大脳辺緑系の帯状回という部分と大脳基底核の尾状核と被殻(ひかく)という部分が働きすぎるのが原因です。
帯状回とは、刺激を受けると不安感を起こさせる部位です。
大脳基底核の尾状核と被殻という部位は、脳に入ってきた情報を判断して、それに対処する考えや行動を起こさせる部位です。
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すぐ不安になったり、物事に対して悲観視する人はこの神経回路が過剰に働くのが原因といえます。
といっても脳に異常があるわけではありません。
ただ、この3つの神経回路の働きを通常の人くらいに抑える必要があるかもしれません。
抑える方法は3つあります。(ピンクの文字をクリックするとそれぞれのページに飛びます)
- (1)認知療法で今までの考え方を変える
- 自分の考え方を変えることにより、不安に毎回陥らずに適応できるようになります。
- (2)感情のコントロール方法を身につける
- ポジティブ思考、プラス思考が身につけ心配事を減らすことができます。
- (3)「好き(快楽)」と「嫌い(苦痛)」を明確にする
- 余計で無意味な心配事自体を考えなくなるようにすることができます。
誰でも期待がある一方で不安や心配をするものです。
しかし大事なことはあなたが、期待にフォーカスするか、不安や失敗にフォーカスするかということです。
どちらにフォーカスするかによって結果が大きく変わってきます。
不安や心配が多い人は、やる気も出ないし成功もしません。
なぜなら失敗への恐怖感がやることを縮こませてしまうからです。
感情と思考のバランス
私たちは、問題が生じた際、それにまつわる情報は、脳に感情的な反応を引き起こさせます。
その反応は、「気になる」や「何となく不安」といった感覚でしょう。
最初はちょっとした「不安感」だけですが、
あなたが行動を起こさなければ、ズルズルと引き延ばし状態となっていきます。
不安や焦りのみが残り、やがて感情的な反応が増え続け、感情の抑制が困難になってしまうのです。
それを防ぐためには、やはり問題の引き延ばしを避け、
いつも感情をコントロールして、意志の力を働かせ、冷静に思考する力を身につけなければなりません。
感情のコントロールができていれば、ネガティブ思考の陥りにくくなり、
「問題発生⇒ネガティブ思考⇒引き延ばし」の悪循環から抜け出せるのです。
不安がネガティブな思考を喚起し、その思考によって不安がさらに増幅される悪循環を断つには?
⇒冷静に思考する
あなたが不安になるのは今どういう状態に置かれていて、何にどう対処すべきか分からないからです。
人間は見えないお化けなどに恐怖を抱くように、不安の原因は「見えない」からです。
「現状を正確に判断する」・・・見えないものを、見えるようにしてやれば不安は解消されます。
そのためには、冷静に思考する力が必要になってきます。
・やらなければいけない試験勉強
・片付けなければいけない仕事
・解決させないといけない問題があるとき、
ただ漠然と思っていては、不安が増大し、過剰にネガティブになってしまいます。
冷静に思考、分析してください。⇒判断力と決断力
一つ一つの問題にどう対処すればが考えられれば、不安は消えポジティブなあなたを取り戻せるでしょう。

冷静に思考する力を奪う悪習
⇒あなたの過去の体験、経験、知識、情報、があなたを過剰にネガティブに否定的にしています
私たちは、数々の失敗やイヤな思い、苦い体験によって否定的な人間(ネガティブパーソン)になりがちです。
・自分が傷つくのを恐れるあまり、自然と用心深くなり、失敗を恐れ、否定的に物事を捉えるようになるからです。
・今までの周りの環境が、あなたの思考や行動パターンを否定的、消極的にしてしまったからです。
・子供の頃から親や先生にマイナスの言葉を投げかけられ育ったからです。
・マスメディアによって恐怖心を掻き立てるようなマイナスのニュースばかりを日々見聞きしているからです。
悪習は、冷静な判断力と思考力を奪い、ちょっとした事で不安やスランプに陥ってしまいます。
不安に対処できないことによって、あなたの脳の中にある根拠のない情報をさらに増大させていくのです。
ネガティブ思考(否定思考)の考え方をもっている間は、やる気は長続きせず、目標は達成されません
あなたが「あなたの目標」を達成して成功したのであれば、無理にでもポジティブパーソンになる必要があります。
なぜなら、あなたの否定的感情はあなたの本来もっているすばらしい能力の足を引っ張ってしまうからです。
ポジティブパーソンになるには、すべての物事を肯定的に積極的に考える習慣を身につけさえすれば可能です。
しかし、ネガティブ思考が染み付いている人は、なかなか直ぐに変われるものではありません。
そこで、潜在意識の力をかりて意識的に段階的に変えていく方法をオススメします!

不安になるのは、報酬が得られずに失望し、ドーパミンが出にくくなっているから
やる気に重要な要素は、「明確な目標」と「見込まれる報酬」です。
あなたが想定した報酬よりも実際に得た報酬が高い場合、ドーパミンが多く出て、やる気は更に強化されます。
いくら努力しても、報酬がない場合には、ドーパミンは出にくくなり、やる気は弱まります。
報酬が得られずに失望したときが、いわゆる「スランプ」という体験なのでしょう。
失望、つまりネガティブなことに結びついて、報酬回路が刺激されず、ドーパミンが出ない悪循環を断ち切るには
がむしゃらに、ただ意欲的に行動するのではなく、今一度あなたの見込まれる報酬を再確認してみましょう。
一生懸命努力しても、現実はなかなかうまくいかず、あなたが満足する報酬が直ぐには得られないかもしれません。
然し、あなたの価値観を基盤にした、長期的な目標の上においては、報酬は確実にあなたに与えられているのです。
グラフ⇒努力と報酬結果のグラフ
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「落ち込んでしまう」のは非現実的な期待をしすぎている?からかも
現実がすべてあなたの思い通りにいかなかったといって、落ち込んだり、絶望感を感じる必要はありません
私たちは自分の身に起こった悪い出来事、周りの人から受けた予想以外の行動や言動に遭遇した際、
すごく被害を被った“わたし”として自分を演じてしまいがちです。
しかし、それらの事が起こった以上は、その事実を受け入れ、自分の思考や行動を
その事実にすぐシフト転換したほうが、より賢く能動的に生きているといえるのではないでしょうか。
「社会は・・・・・であるべきだ!」というような非現実的な期待はやめるべきです。
なぜなら、あなたの価値観が社会全体の価値観と必ずしも一緒とは限らないからです。
「世の中は“ありえない事”“納得できない事”がまかり通る」くらいに思っていたほうがいいでしょう。
※大切なことは、間違ったときに被害者意識に陥ってはいけないということです。
被害者意識になっているとき、あなたは何事に対しても、否定的な心と態度で接しようとしてしまいます。
そうなると問題は解決する機会を失い、落ち込んだ気持ちがさらにネガティブ思考を増幅させてしまうのです。
「わたしがなんでこんな目に遭わないといけないんだ!」と他者を攻める前に、
今一度、冷静な目で客観的に、出来事の真相を観察してみてください。
人間は落ち込もうと思えば、いくらでも落ち込める。時には自分を正当化してまで・・・
たとえば・・・
テレビのニュースで、商店街の店主が「総理!不景気で商品が全然売れないんですよっ どうにかしてください!!」
と、ひどく落胆し、感情的に訴えている様子が時々テレビに写ります。
一概には言えませんがこれらの人の「落ち込み」は、
被害者意識から間違った結果を期待して、創り出したネガティブ思考と言えるのではないでしょうか。
時代の流れが変わり、消費者の消費行動も変わっているのに、過去の成功体験を忘れられない商店街の店主が
消費者のニーズを無視し、自分の非(努力を怠る)を認めずに開き直っている典型例だといえます。
自分の感情を感じ、客観的に見ることにより、落ち込み方も変わってくる
失敗やスランプで落ち込んだときは、後悔より反省です。
人間は一つの出来事に対し、イメージ次第でプラスにもマイナスにも解釈できる能力をもった生き物。
そして、その感情をどこまでも増幅させる能力をもつのも生き物で人間だけ
■二人のリストラされた男の人生
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一人の男は、“リストラ”という出来事を
マイナスと解釈した。
そのマイナスイメージを
(言葉、身体の動き、物事の焦点によって)増幅させた
最終的にこの世の終わりをイメージしてしまい、
自殺してしまいました。 |
もう一人の男は、この“リストラ”を
何かのメッセージだとプラスに解釈した。
そのプラスイメージを
(言葉、身体の動き、物事の焦点によって)増幅させた
今までやろうと思っていて一歩踏み出せなかった
本当に自分が好きな仕事を探すチャンスをつかみました。
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同じ出来事でも、あなたは+−どちらにも焦点を合わすことができます。
そしてその結果は、時間が経つにつれて大きな差として表れてきます。
また、+−の感情は、あなたの言葉と身体の動きを使って、更に増幅させることができます
⇒感情のコントロール
“出来事”をプラスとして捉えるか、マイナスとして捉えるかは、あなた次第です。
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不要に落ち込まないためには、「自分の人生の責任は100%自分にある」とまず認める
今日のあなたの現状は、あなたの過去の数々の選択の結果です。
そう認めると、あなたがストレッサー(ある事)から受けた「落ち込み」も変わってきます。
あなたの周りで起こっている、嫌なことは上司のせいでも、先生のせいでもありません。
あなたの周りで起こっている現象や環境は、全てあなた自身が選択したのですから。
あなたが、これからどんな人生を送るかは、あなたの決断次第です⇒生きる目的
すべての人間に共通してある能力は?
「あなたは、あなた自身で、あなたの思考を支配できる」という能力です。
あなたが、失敗や敗北を味わったとき、
あなたがその出来事をプラスに解釈するか、マイナスに解釈するかはあなた自身が選択できるのです。
あなたはどちらを選びますか?
どちらを選ぶかはあなたの自由です。
ただ・・・・一つだけ言える事は、
「失敗や敗北、逆境は、それと同じくらいの利点やチャンスを運んでくる」ということです。
多くの成功者は、大きな挫折から、それと同じもしくは、それ以上の成功の種(チャンス)を見つけたと言っています。
あなたの落ち込みを招いた失敗や挫折は一時的なものであって、永遠に続くものでなないはずです。
日常に起きるすべての苦痛は、あなたの心構えとそれに対する反応によって変えることができるのです。
常に客観的に自分を見つめ、立ち止まらずに次の行動を起こしていきましょう!
スランプや挫折に強くなるには五感を刺激して感性を磨きましょう。
感性、つまり柔軟な思考や違う視点を持たないと、スランプに陥ったときそれを克服することができません。
感性が刺激されれば、創造力が増し、それが前向きで、更なる成果を求めるやる気に繋がっていきます。
固定概念や常識に縛られていては感性は磨くことはできません。
自分なりの感性を手に入れるには
⇒ステップ2へ
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スランプは「きっかけ」でカバー。挫折を乗り越えた瞬間に、素晴らしい宝物が
※「スランプ、失敗、挫折」にブチ当たったときは、後悔よりも反省を
※「スランプ、失敗、挫折」にブチ当たったときは、感情よりも理性を優先させましょう!
成功からよりも失敗やスランプから多くの知恵が得られます。
失敗はあなたにするべき事を教えてくれます。
「失敗は成功の母」と言いますが、まさにそのとおりで
失敗は失敗でも、そこから得るものがあれば[良い失敗]になります。
他の失敗していない人より、良い失敗をして多くのことを学んでいるということは将来にとってアドバンテージなのです。
良い失敗こそが、大きな成功を手に入れるための一番の近道です。

「きっかけ」と「刺激」の法則
スランプに陥った原因は「きっかけ」と「刺激」が無かったせいです。
下記の図をご覧ください。
引き延ばし癖克服に書いているように、私達の脳には「三日坊主プログラム」が組み込まれています。
三日坊主を克服するには「習慣化」し、スランプを克服するには「きっかけと刺激」が必要になってきます。
「災い転じて福となす」
本当に悪いことは次々と立て続けに起こるケースがよくあります。
しかしどんなに悪い出来事でも時間が経つにつれて自分にとってプラスになってきます。
感情的に後悔をいくらしても大して意味はなく、ネガティブ思考以外何も生まれてきません。
スランプ、失敗、挫折にブチ当たった際は、理性的に反省しましょう!
反省は、理性的な判断で次なる成功に結びついてくれる「成功の母」です。
あなたは後悔するタイプですか?反省するタイプですか?
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どうしても(1)元気が出ない時 どうしても(2)結果が出ない時
(1)どうしても元気が出ない⇒ 根本的な原因を見つけ、それにあった対処法を!
@元気が出ない根本的な原因⇒ 身体
身体
A元気が出ない根本的な原因⇒ 心
心
セロトニンホルモンを出す方法
(2)どうしても結果が出ない⇒ 「時間と結果の法則」
物事は、なんでもやり始めて直ぐに結果が出るものではありません。
下記のグラフをご覧ください。
セロトニンで気分の落ち込みを吹き飛ばす
セロトニンとはホルモンの一種で感情を安定化し不安を抑え、明るく元気になる作用を持っています。
気分が落ち込んでいる場合、あなたのセロトニンの分泌量も落ちている可能性があります。
このような状態が長く続くと引きこもりになったり、うつ病になったりしかねません。
そこで、カンタンにセロトニンを出す3つの方法
- 適度な運動・・・ジョギングやウォーキングをするだけで血中セロトニンが10パーセント増加するそうです
- 日光に当たる・・・アミノ酸の一つトリプトファンからセロトニンが合成されます
- 感情のコントロールでプラス思考へ・・・ドーパミンやセロトニンが増え明るく元気になります
3つ目の感情を変えるのは難しそうですが、感情を変えるのは以外にカンタンです。
⇒感情のコントロール
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客観的に自分を見つめ、立ち止まらずに次の行動を起こすコツ
成功した未来のあなたから、アドバイスをもらう
尊敬している人からアドバイスをもらう
どうすれば同じ事が起きても乗り切れるかを、そこから学ばなくては、何度も同じ事を繰り返してしまいます。
目の前のことを必死になればなるほど、正しい判断ができなくなってしまいます。
今一度あなたの「生きる目的」を再確認してください。
未来が、今のあなたにアドバイスをするとしたらどんなアドバイスをするかを考えてみてください。
きっと、客観的に自分が見えて、今直面している問題の解決策が見つかるはずです。
※やる気ノート、またはやる気フォルダを作る
あなたは少なからず、他人から感謝されたり、何かで一番になったり、頑張った結果得をした経験があるはずです。
そのあなたの過去のすばらしい体験を、“他人事”にして忘れてしまうのは非常にもったいないことです。
プロ野球選手などは、自分の好プレーを集めた「MY好プレーVTR集」を持っています。
スランプに陥った際には、そのVTR映像を手がかりにを、視覚からの客観イメージをすることにより、
上手くいっていたときの感覚を思い出し、バッティングの感覚の情報を増殖させるわけです。
あなたも、普段の生活で起きる、ちょっとした良い出来事を、すべて保存していくことをオススメします。
ノートの場合⇒ いい出来事(褒賞を得た、勝った、人から褒められた、感謝された)をすべて一冊にまとめていく
メールの場合⇒ 今までにあなたがもらった、感謝や賞賛のメールは保護してフォルダをつくり、そこに入れる。
あなたの好プレーを、アナログ情報はノートに、デジタル情報は携帯に保存して、すぐ見れる状態にしておきましょう。
それらに目を通すことにより、プラスのイメージがドンドン増え、全ての面においてやる気アップにつながります。
たとえ気分が落ちかけている時でも、負のイメージを増やすことを回避できます。
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