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引き延ばし癖の原因とは?
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引き延ばしの原因はいろいろあります。
すぐに作業に移れない人は、 の5つの原因が当てはまるかもしれません。
引き延ばさずにするには、習慣化させることが一番の対処法です。 |
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引き伸ばしがあなたのやる気にあたえる悪影響
計画倒れ のろま
【やる気を出すのに絶対必要な掟:その1⇒ 時間を守る】
「これは後回していい」 「この問題に対しては、今は何もしなくていい」
引き伸ばしは、あなたの時間を奪うだけではありません。
先延ばしにすればするほど憂うつになってしまいます。
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何かを「やりたくない」と思う理由はいろいろですが、
先延ばしにすれば、嫌なことから一時的には逃れらても、
「やらなくては・・<焦>」と思う憂うつ、不安、焦りを抱えてしまいます。
⇒不安症・スランプ
それが重なっていくと、感情のコントロールが難しくなってしまいます。
⇒感情のコントロール
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引き延ばしはあなたの時間、お金、成功、幸せ、健康を奪ってしまいます
先延ばしすればするほど憂うつで、時間貧乏になってしまいます
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引き延ばししている人と、テンポ良く勉強・仕事をこなす人とでは、雲泥の差
引き延ばしながらノロノロと勉強・仕事をすると、
普通にやるのに比べより多くのエネルギーが必要となり疲れます。
速いテンポで勉強・仕事をすれば、
やる気が湧いてきて自尊心も湧き達成感の喜びが得られます。
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少しでも早く行動することが、一番リスクが少ない。
やってみないうちから、リスクばかり考えてしまい、第一歩が踏み出せない。。グズ病の典型例です。
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同じ資格を取得するにしても1年目に資格を取った人と、 2年目に資格を取った人では
1年のブランクしかないように見えますが、実際はもっと大きな差になって現れてきます。
1年目で資格を取った人は、能力を買われ会社で昇進するかもしれません。
行動が1年遅れただけで、同じ同僚でも給料がちがってくる。
計算上は、年収数十万円の差だとしても、実際には、2年、3年と経つうちにに
収入の差はドンドン広がっていきます。 |
行動が遅れることが、経済的にダメージを 受けると分かっているなら
今すぐに行動したほうがいいに決まってますよね!
勉強や仕事から逃げると、「嫌だ」という感情は倍加します。
失敗や恐怖から逃げるため目の前のことを引き延ばせば、不安や心配はドンドン増えていきます。
しかし、正面から立ち向かえば不安と心配は半分にすることができます。
メールや留守電をもらったら速く返事したほうが楽。
相手は、あなたの返事を待っています。
大事な用件であれば、ちゃんとメールが送れたかなという不安を相手は感じています。
メールや留守電が入っていたら、すぐに返事する習慣を身につけてください。
この簡単な習慣は、大きな効果を発揮します。勉強や仕事はより効率的、生産的になります。
レスポンスが早いあなたは、みんなから信頼され、コミニケーション能力がアップします。
いろいろと検討が必要で、すぐに返事ができないような内容の場合は、
まず、「いついつまでに返事します」という返事をしましょう。
返事がいつ来るか相手が分かれば、相手はイライラしません。
引き伸ばし病を克服する⇒ やる気がアップする⇒ 目標が達成される
どんな引き延ばしにしても、あなたのやる気にとって障害となってしまいます。
やる気をアップさせたければ、まずは引き延ばし病を克服しなければいけません。
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あなたが段取り通りに計画を実行できない理由とは?
なぜ私たちは引き延ばししてしまうのでしょうか?
予想以上のハードワークが目の前に立ちはだかると脳がやる気の供給をストップさせてしまうからです。
なぜ、ストップさせるかを具体的にみていきましょう。
理由(1)それは⇒ あなたの「分析力と判断力」の欠如
私達は「引き延ばし⇒不安を招く⇒ネガティブ思考⇒引き延ばし」の悪循環にはまりがちです。
不安症を克服し、この悪循環を断つには、冷静に状況を判断する能力が必要となります。
⇒判断力と決断力
まずは、あなたが今引き延ばししている一つ一つの問題に対し、どう対処すればいいかを考えてください。
理由(2)それは⇒ あなたの脳と潜在意識に直ぐに取りかかる習慣がプログラムされてないから
直ぐに取りかかる習慣を身につければ、なんのストレスも感じず行動できるようになります。
引き延ばしは、引き延ばしない習慣を脳に組み込んでやれば克服できます。
----------------------脳の「マンネリ化」と「習慣化」----------------------------
あなたの脳は、もともと飽きっぽくなる「三日坊主」のプログラムが組み込まれています。
それは、あなたが生きていくために必要な「人間の性(さが)」なのです。
だから、「私は人より怠け者」などと自己嫌悪に陥る必要はまったくないのです。
たとえば生まれて初めて自転車に乗れた日のことを想い出してみてください・・・
初めて地に足が離れた時、非常に興奮し、まるで空を飛べたかのような感動があったはずです。
しかし、2,3日もすると、再び自転車に乗っても、その感動は薄らいでやがて無くなったのではないでしょうか?
脳は、生きていくために常に出来事を飽きさせて、次の新しい経験へと向かわせているからです。
自転車に乗れたからといって、来る日も来る日も感動して自転車に乗り続けていたら他の事ができませんよね?
こうした現象を「脳の馴化」かんたんに言うと「マンネリ化」です。
ある事に対して、「マンネリ化」した後のあなたは、以下のどちらかの行動をとるそうです。
●1つ目は⇒ 飽きる (楽しくて仕方がない)⇒(一通り楽しむ)⇒(マンネリ化)⇒(つまらなくなり辞める)
●2つ目は⇒ 習慣化 (楽しくて仕方がない)⇒(他のことに活用する手段とする)⇒(その事が習慣になる)
●あなたの、勉強やダイエットなどが続かない理由は、1つ目の理由です。
●あなたが今日もなお、自転車を使ったり、歯みがきしているのは、2つ目の理由からです。
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理由(3)それは⇒ あなたが計画を遂行する喜び、実現した時の喜びを実感してないから
タスクリストは何のためですか?ただノルマ達成のため?ただ効率的に仕事をこなすため?
目先の小さな目的としてのみ考えていませんか?それではやる気はすぐに無くなって、
タスクリストは毎日一向に減らずに常駐タスクが増えていくばかりになってしまいます。
優先順位の高い作業からやっていけば、目標達成の時間は一気に減っていくとわかっているのに
なぜか、重要な作業を後回しにしてしまう・・・

それは「優先順位の高い作業」に対して「痛み・苦痛」を連想しるからかもしれません。。
その作業を「つらい」「疲れる」「複雑で厄介」な作業を脳が定義していれば、やる気は出ません。
★夢を描いて人生の計画を立ててください。
大事なことは、「ちょっと厄介な作業」を「あなたの人生に貢献する価値ある作業」にイメージできるかです。
・どんな人間に成りたいですか?
・どんな働き方、生き方をしたいですか?
・どんな仕事につき、どんなスキルを身に付けたいですか?
・どんな人と友達になりたいですか?
・どんな人と結婚したいですか?
・どれだけ資産を蓄積したいですか?
あなたの人生の目的をもとに、タスクリストを作って優先順位をつけることをオススメします。
まったく何も考えないで日々それなりに生きてる人、
ただスケジュール管理のためにタスクリストを利用している人に比べ、
あなたの行動は自ずとより良い方向へと変わって、引き伸ばししなくなります。
■解決策⇒
引き延ばしした時の結果をイメージしない「創造力の欠如」
この勉強・仕事をしないことによってあなたが受けるダメージはどのくらいありますか?
この勉強・仕事が終わったときをイメージしてください。そこから獲られる利益はどれくらいありますか?
■解決策⇒ イメージトレーニング
目標が大きすぎるから
下を参考
■解決策⇒
自由すぎるから
すべての時間と労力を、自分の為に使っていいと思ったとき、
かえって、いつ、何を、どこまでやればいいかが見えなくなります。
そして、次第にズルズル後回しにするようになり、何もしなくなってしまいます。
■解決策⇒ 感情のコントロール
誰の為に、何をするかを考え、感情をコントロールしてください
選択肢が多すぎるから
あなたの脳は、選択肢がたくさんあり過ぎると、耐えられずに思考停止に向かってしまいます。
■解決策⇒
行動に見合う「ごほうび」がないから
下を参考
■解決策⇒
理由 「脳に変化(新鮮感)」を与えていないから
脳は変化に対して反応します。
脳が動かなく、やる気がでないのであれば、脳に変化を与えてやればいいでしょう。
壁に【絶対合格】などと貼っても、月日が経てば、だんだん脳が反応しなくなってくるはずです。
しかし、そのスローガンの貼られた紙を、少し違う場所に張り替えてやれば、
あなたの脳は「おや?」と再度興味を持つようになります。
勉強や仕事を進めるにあたって、いつの間にか引き延ばし状態になったときは
この性質を理解し、作業のやり方を、少しずつ常に変化させることを意識しましょう。
■アプローチを変えれば、引き延ばしせずに、いつも新鮮に作業に取り組める
勉強や仕事で行き詰ったら、以下のアプローチ方法(やり方)を変えてみてください。
A 場所を移動してみる
B 人に説明をして意見を求めながら考える。
C アナログをデジタルに、デジタルをアナログに (普段パソコンを使っている場合ノートに変えてみる)
アプローチが新鮮であれば、同じ作業でも新鮮な感覚で取り組むことが出来ます。
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■解決策⇒
理由(4) 「身体」を動かしてないから
あなたが「やる気になれず、ズルズル引き延ばす」のは、ある意味当然です。
「気が進まない」のは身体を動かして、脳が動く状態にしてないからです。
感情のコントロールによって、あなたの前向きな感情を揺さぶってください。
そうすればカンタンに脳にスイッチが入り、作業に取り掛かれる状態になれるはずです。。
■解決策⇒
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理由(5)それは⇒ あなたが作業に入っていないから 「作業興奮」
かばんの中や書類を整理したり、スケジュール帳を開いたり・・・
何でもいいので、机に座って一番カンタンな作業から始めてみてください。
× やる気が先に出て、何か作業に没頭できるのではありません。
○ あなたが何か作業をするから、やる気が出るわけです。
大脳生理学的「やる気のメカニズム」
脳の真ん中にある「腹側被蓋野(ふくそくひがいや)」という場所は、やる気を司る場所です。
あなたが、とにかく1分でも作業に取り組むことで、腹側被蓋野が興奮し、ドーパミンを放出されます。
それにより、脳の「側座核(そくざかく)」が快感によって刺激され、やる気を生み出します。
作業をすることによって、ある種の興奮状態が発生するという原理は、
精神医学者のエミール・クレペリンによって「作業興奮」と名づけられました。
■解決策⇒
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「人生の差」は「習慣の差」 引き延ばしを克服するには「習慣化」
(1)一つのプロジェクト(試験勉強・ダイエット)に対し、「飽きる」か「習慣」にするかはあなた次第
上にも書いたように、あなたの脳には、もともと「三日坊主プログラム」が組み込まれています。
よって、一つの事に対し飽きるのは、いたって自然なのです。
やる気になるかどうかは、飽きて三日坊主のままで終わってしまうか、それを習慣化させるかなのです。
習慣化するには、「パブロフの犬の法則」や「感情のコントロール」などの方法がありますので参考にしてください。
(2)良い習慣は良い人をつくる。世の中に格差があるのは、生活習慣に差があるから当然
あなたが「飽きる」を選択せずに「習慣化」できたとしても、中には悪い習慣もあるので注意が必要です。
“良い生活”を望むのであれば、“良い習慣”を身につけなければいけません。
「なければ」と書きましたが、
あなたが“成功”したいのであれば、“成功する習慣”を身につけさえすれば、成功できるということです。
習慣化の正体とは、朝の歯磨きのように自然と(無意識に)行動に移せることができることです。
やる気ドットコムで述べている、「やる気人間」になるには、
あなたの脳も心も身体も、習慣によってのみ変えることが可能です。
今のあなたは、「今日に至る過去のあなたの習慣」と「あなたの決断」の積み重ねです。
好ましい習慣をドンドン増やし、好ましくない習慣は今すぐ断ち切らなければいけません。
(3)引き延ばしを克服して、良い習慣を身につける「3つのスキル」
あなたが悪い引き延ばし癖を克服したいのであれば、以下の3つの力を強化する必要があります。
@集中力
A行動力
B忍耐力
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引き延ばししそうな事柄を(1)細かく分解し、(2)報酬を与える
(1)やらなければいけないノルマを分解して細かくし、少しずつ片づけていく
たとえばあなたが先週から引き延ばしている常駐タスクリストに。
目標を細分化(階段の図)
(2)報酬を与える
■メリット
報酬が見込める
他人から賞賛が期待できる
過去の記憶から楽しめることが明らか
個体としてのメリット(栄養価の高いものが食べれる)
種としてのメリット(好きな人といい感じになる)
社会生物学的メリット(社会地位が向上する)
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脳がやる気を出すのは、あなたの「本能に基づいた欲求・動機」がある時か、「好き」な時のどちらかです
@脳は報酬(メリット)を与えてやると、やる気を出す
外発的動機付け・・人にやる気を起こさせるために、外からの報酬を与えて動機付けを高める方法
内発的動機付け・・外からの報酬に依存しない動機付け 行動や学習へのやる気が内部から発している状態
・社会的欲求
・生理的欲求
個体を維持する欲求
種族を維持する欲求
承認欲求(誰かに認められたいという欲求)
達成支配欲求
貢献奉仕欲求
論理追求欲求
審美創造欲求
A脳は、「好き」な物事を快楽と判断すると、やる気を出す
脳は、「気持ちよい」「いい気分になる」「楽しい」「快感を覚える」などを察知すると
ドーパミンというホルモン物質を分泌します。
ドーパミンが多量に分泌されればされるほど、脳はますますやる気になり、さらに勢いづいて活発に働くようになります。
脳は、脳自身を心地よくするために、「ごほうび」としてドーパミンを分泌するのです。
こうした現象を「脳の快楽報酬」と呼びます。
脳は常により多くの快楽報酬を欲しがり、それを求めて、さらによく働くようになるのです。
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一分間ダッシュしてランニングハイ!作業興奮に入る「儀式」
■やる気がはじめからある状態ではない。やる気は最初から出るはずが無い
⇒側座核を刺激しモチベーションを上げる
気持ちの切り替えは、脳の働きにしたがっていて、極めて自然に行われる。
これは「作業興奮」といわれるもので、何かをやったあとではじめてやる気が生じるという現象です。
■作業興奮に入るための「儀式」
作業興奮は作業に取りかかれば、やる気にスイッチが入る原理とお分かりいただけたはずです。
でも、「やっぱり作業に入れない」という方には、作業興奮に入るための儀式をやってみてください!
儀式1
儀式2
■ランニングハイとは? 勉強・仕事はまずはやってみることが大切です
きっかけ、小さな目標の設定⇒1分間ダッシュ⇒快感情■
作業興奮に関与するのはやる気、意欲を生む「側座核」
側座核は脳の中心部に左右ひとつづつある小さな器官。直径がわずか2ミリメートルで、重さが0.2グラム。
「ナック」ともよ呼ばれ、脳のターミナルのやくめを果たす。
ここが刺激を受けると徐々にモチベーション上がるが、
その刺激も前頭連合野からの命令だけではダメで、実際に作業を始めないと活動しない。
しかし、一度調子に乗ると、ここから周辺の視床下部、扁桃体、海馬、帯状回などに信号が送られ、
やる気に関わる神経伝達物質が分泌されるそうです。
特に視床下部からは「サイロトロピン放出ホルモン」略してTRHというホルモンが分泌され、
これが脳下垂体、甲状腺へ働きかけて、「サイロキシン」という興奮作用のあるホルモンを発生させる。
サイロキシンが意欲的な気分をもたらすと、興奮が興奮を呼び、
アセチルコリン、アドレナリン、ノルアドレナリンなどの興奮神経伝達物質が脳内に行き渡り、一層気力が充実する。
そして、実際にとりかかった作業がひと区切りつくと、達成感に似た感情がわいてくるが、
これは、ドーパミンがA10神経から分泌されていることを意味する。
心地よさを覚えて脳はさらなる達成感を求めて作業を継続していくのです。
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